補習校図書新聞 創刊号

おばけ特集
日本では、夏になると「おばけやしき」や「きもだめし」が盛んになります。怖い思いをしてブルブルっとふるえたり、冷や汗を流したりすると、涼しくなるからです。小さいころ、町内会の夏休みの催し物に花火大会ときもだめしがありました。暗くなってから近所のお寺の墓地を2・3人で組んで歩くのです。というわけで、今回の特集は「おばけ」です。




ところでみんな、おばけ幽霊の違い、知っているかな?

幽霊というのは、誰かに恨みがあったのに、言いたいことが言えないまま亡くなった人が、恨みに思う人のところへ幽霊になって出てくるのだそうです。恨みではなく、心残りがあって、自分の子どもや大切な人に会いに来る幽霊もいます。ですから、関係のない人のところには出ません。

おばけの方は、誰のところにも出て来るのだそうです。ヨーロッパのホラー映画を観ていると、おばけ系の方が多いかな?

日本の学校には、おばけが出るという話がたくさんあります。特に出やすいのが古い学校のトイレと体育館。ドイツの学校にそんな話はありますか?インターナショナルスクールだったら、何語で出るのか、おばけの方も考えてしまうでしょうね。

お勧めの本
(小学校1年生から4年生向け)
●おにのはなし
●おばけのはなし

短いお話がいっぱい入っています。

●大どろぼうとおばけのカレーライス
●なきむしおばけ
●ほうれんそうマンのおばけやしき
●おばけのアッチ

みんなちっとも怖くないし、1年生から読めるよ。

●チョビッとこわいおばけの話
●ブルッとこわいオバケの話

ちょびっと怖いだけだから大丈夫!1・2年生でも読めます。

●よわむしおばけ
おばけのコールタールが大活躍。3年生にお勧め。

●小さいおばけ
プロイスラー作。楽しいよ。

●森おばけ
おばけの一家が教室に引っ越してくる話。

●おばけちゃんシリーズ
かわいらしいおばけのお話。3年生にお勧め。

●耳なし芳一
おばけではなく亡霊が出てくるから、
本当に怖い!ビデオもあるよ。
お勧めの本
(小学校5年生から高校生向け)
●四谷怪談
バタくさいお岩さんが「うらめしや〜」と、何十回もしつこく登場するので、しまいに伊右衛門(うえもん)が気の毒になります・・・。少年少女古典文学館に入っています。

●雨月物語
これも少年少女古典文学館のシリーズで、とても怖いです!怖いけれど美しく哀しい話が9つ入っています。

●怪談
小泉八雲作。しっとりとした日本的情緒あふれる名作です。

※上記3点は、どれも小学校6年生くらいから読めます。

●雪女
・・・(公文の「漢字で読める日本の昔話シリーズ」)
きれいな絵本ですが、漢字がいっぱい入っているので、復習にもどうぞ。お雪が少し太っているのが気になりますが…。

●日本史恐怖の館
怖い話で日本史が面白くなるかも。

●平成狸合戦ぽんぽこ(DVD)
スタジオジブリ。たぬきが人間たちと戦うために、おばけに化けてパレードします。有名なおばけが次々に出て来ますよ。
ところで、源氏物語や王朝文学の中で、平安貴族たちは「たたり」や「もののけ」におびえてばかりいますね。電気がなかったせいか、寝殿造りの邸の風通しが良すぎていつも背中がスースーしたからか、夜いつまでも起きていたせいか、消化の悪い食べ物ばかり食べて寝つきが悪かったせいからか…。『21世紀 子ども百科歴史館』は、平安貴族の食事を本当に作ってみたり、縄文の暮らしをしてみたり、写真がいっぱいのとても楽しい本です。この1冊があれば、夏休み中楽しめます。また、NHKデジタル教材の『日本史』も、是非お勧めします。

歴史のDVDも、新しく買いました。是非観てくださいね!!




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