2013年度 課外授業

映画鑑賞 the Film HAFU ハーフ

2013年10月25日、課外授業として、金曜クラス全体で、映画鑑賞を行いました。この上映会は、日独センター、また監督さんのご厚意で、補習校の生徒たちのために、この日に特別に開催してくださることになったものです。映画鑑賞の翌週、各クラスで映画について、お互いに感想を述べ合ったり、関連するテーマでのディベートを行ったりしました。

映画は、日本社会におけるハーフの若者達の現在を映したドキュメンタリーフィルムであり、 生徒それぞれが、ハーフである自分自身の経験を交えたりしつつ、活発な意見交換がなされました。

以下では、生徒の感想文の一部と、ディベートのまとめを紹介します。


・つまるところ、「ハーフ」であろうがなかろうが、その人の価値はそんなことでは決まらないのではないか、 と映画を観た後私は思いました。「ハーフ」でない私もなんだか胸のつかえが取れた様な気分になりました。

・確かに、日本人が持つハーフのイメージ、要するに美男美女であり、当たり前に様々な言語を話せる「完璧」な人間は、 全員のハーフに適応するわけではありません。結局は個人の努力が必要だという事をはっきりと表してもらいたかったです。

・「日本人として見てほしい」という多くの登場人物の望みには無理があると思います。ハーフはいつまでたってもハーフとしか 周りから見られないと思います。だからといって、日本人から区別されないといけないわけではありません。 結局は自分と周りの人の性格と、ハーフの人のメンタリティがどれだけ「日本人」なのかが決める事だと思います。

・ 世界のどこかでは必ず肌の色などで差別を受けているハーフの人はいるけど、逆にハーフであることを生かせば、 社会的にも友好関係的にも利点になるのではないかと思った。

・ 日本に生きている日本人は、外国人とハーフの違いがないと思っている人がいっぱいいると思います。僕の考えでは、 親は子どもに世界にもっと色々な人がいることを言ってほしいです。

・ 映画では一人の男の人がハーフだけを集めて活動していました。私は、それも一種の人種差別だと思いました。 私は自分自身がハーフであるのはうれしいけど、それは私の人生の中では大きなテーマではありません。 何人(どこの国の人)かは関係なく、親にどうやって育ててもらったかということで決まると思います。